得点パターン整理6『コンビネーション』
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パターンその6は『コンビネーション』
二本で決めるの言葉に代表される、仕掛けて獲るパターン
形勢が優位にたった時、無理に一発でエースを狙いにいくのではなく、一本仕掛けを作りチャンスボールを打たせる
出来たオープンスペースや決まるコースへ落ち着いて仕舞をつける
前回の押し球やドロップを使い、緩急やタイミングやコースや球の回転に変化をつけ、基本相手を動かし追いやり、オープンコートをつくらせ、浮き球を出させる
決まると自らの気持ちは盛り上がり、相手には大きな精神的ダメージを与えることが出来る便利な得点パターン
いろいろ研究しバリエーションを用意したい
得点パターン整理5『押(圧)し球』
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パターンその5は『押(圧)し球』
得点に向けてチャンスボールを打たせるゲームの作り込みの第1球目
速い球、滑る球、大きく弾む球、深い球、浅い球、ワイドに、ボディーに、回転数、そしてタイミングの早い遅い球などなど
場面に合わせた有効打を打つようになって来た
それが直接エースになる場面も
ゲームの進行の軸となる押( 圧 )し球の質( ポジショニング、相手のくせ、弱点、試合やゲーム、ラリーの流れなどなどの分析力、決断力)をさらに高めていこう…
以下該当映像…
得点パターン整理4『ドロップショット』
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パターンその4は『ドロップショット』
何十年も昔の話だが、ドロップショットと言えば逃げのショットと扱われ、学生が試合で打つとブーイングが起こった(私たち昭和の時代)
指導者や先輩もドロップショットを打つと若い選手たちはたしなめられた
あまり若いうちからかわし技に頼るとプレー全体が小さくなるという長期的な成長を見込んでの考え方なんだろうけど・・・
相撲界では格下力士がすかし技で格上力士に勝つと金星、格上力士はそのような手で勝つことは許されないとする伝統が
テニスも同じ考えでいい様な気がしているのだがどうなんだろう・・・
以下該当プレー集
得点パターン整理3『ダウン・ザ・ライン』
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パターンその3は『ダウン・ザ・ライン』
ダウンザラインはどのタイミングで打っているのか 本人曰く、
リターンの場面での一例
セットの序盤、ゲームの序盤などでまずは視線や素振りなどでストレートを狙っている様なそぶりをいれるが、実際は普通にクロスを打ち続けるそうだ
相手が「なんだかっこだけで打てないんだ」と認識しだしたぐらいのタイミングで狙いに行くとの事
また相手のサーブが重い時や疲れてきたときも身体をOPEN気味に楽に振り出しても、ストレート方向は合わせるだけなので結構そんな場面も打つとのこと・・・
ラリーからの一例
当然ラリーの展開からOPENコートやパッシングコースが開けた場面、例えばコートサイドに追いやられたのを逆手にダウンザラインを狙う
その他
ゲームの展開が小康状態に陥った場合、渾身の一撃で流れを引き寄せる
などなど不意を突く、組立てるといろいろな状況下で放たれる・・・
以下 該当場面映像集
得点パターン整理2『サーブに緩急をつけ打ち取る』
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パターンその2は『サーブに緩急をつける』
サーブは良く表現されるように自ら自由に攻撃を仕掛けられる有利な場面である
今の段階ではまだまだ格上選手と比べパワー不足が問題点
だがパワー不足であれどんな状況(状態)でもポイントを収めて行く為には工夫が必要になってくる
工夫で参考にしたのは野球の上原浩治投手などの投法
多様な動くボールで打者を打ち取る、遅い変化球に140キロ台のストレートを速く見せる緩急を見事に操り三振の山を築く
彼のテニスでは、
遅く曲がるサーブ、滑るスライス系のサーブ、サービスコート前に落ちて跳ねないサーブ、角度のあるワイド、クイック気味にうつサーブ・・・
遅い球をうまく見せておけば、意外とリスク低めに甘く入っても、彼の中での速い球をタイミング良く織り交ぜて打てば打ち損じてくれる事が多い
じわじわと相手のリズムを崩す
■以下編集映像
得点パターン整理1『甘いサーブをショートクロス』
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パターンその1は『甘いサーブをショートクロス』に一撃で仕留める
優勢な場面でしっかりエースをねらいに行く事でただその場の1ポイントを確保するだけでなく、今後のゲームの展開で相手にプレーッシャーを掛ける事が出来ることが大きい
『甘いサーブを入れられない、叩かれる』と強い印象を残しておけばミスを誘える
サーブから崩せる可能性も考えられる
実戦成果その14 ゲームメイク
今回の試合
いくつかの草トーナメントに参加するなかで、様々なタイプの選手たちと試合をさせていただく中で、自身の現在の力を総合的に発揮する事が出来るようになって来たそんな試合だった様な気がする
精神面であったり、身体面な事であったり、頭脳的な戦略であったり
加えて、相手の心理や思考をも読み解こうとしているプレーに今後の成長を期待させてくれた
タイミングを見計らったて放つ、ポイントをまたいでの左右前後への配球
読みを外したり、ハードヒットで突破口を開きラリーの展開を変えてみたり、奇襲のダウンザラインやドロップショット、逆を突く配球などなど…
たまに逆を突いた球を相手に反応され、足下へすばらしい球が返ってきて…そんな場面もあったが、全般的にゲームの楽しさが散りばめられた試合だった
次のステップでは上級者レベルのパワーやプレーの質に対応出来るように、身体面、精神面、頭脳面のスキルの底上げをして行けたらと思う
以下、その試合一部映像
本人 黒ジャージ黒帽子、奥コートから映像スタート
相手選手 フード付きウェア、短パン
実戦成果その12 ブロックショット(悪質スライス)
この試合、基礎練習ははるかに相手の選手の方がこなしておられ広範囲に動かれ丁寧にスピンを掛け返球してこられた
息子も必死の攻防、つなぎ球としていままで使っていたブロックショットを序盤うっていた
以前の対戦相手とはかなり実力差もありはじかれた球が山なりにドロップショットになる場面が続いていたが、この試合では少し球持ちよく多少山低く前に飛ぶスライス気味なショットが出ていた
上達すればスライスショットへ発展する途中段階 相手コートに落ちてその場に止まる逆スピンの掛かった球 わざとではないのだが嫌がらせのようなショット
悪質スライス・・・
今回はこれの一本やりでも、相手が止まるショットの見極めがたまたま苦手だったようで勝利を得たが、今後は技能として滑るスライスを打てる様に修練したい
但し、試合展開ラリーで流れを変えるのにストップ系のスライスを打つのも一つの手段だと覚えておきたい
以下その映像
実戦成果その13 前後の攻防戦
この試合結構ラリーの構成が面白くその13では前編とし前後の攻防となったポイントをまとめた
映像1ポイント目
奥側本人の短いサーブにはじまり手前相手リターンも短いショットに
コート前方からショートクロスの展開に多少慣れてきた息子、ラリーの構成を読み取りうまくパッシングへとつないだ
2ポイント目
手前本人サーブから始まるこのポイントもキーワードは短い球
日頃の練習ではストローク主体のジュニア選手が多く前に出さされたらベースラインにカバーに帰る癖が出来ている様子
発想自由な息子(=コーチのアドヴァイスを素直に聞けず伸び悩む子)は前に出てきた相手の下がる様子に短い球をより短く
3ポイント目
本人手前サーブ、お相手の後方深くからその返球を意地の前への短いショット
息子も意地の後方へのショット・・・入ってくれた(笑)
4ポイント目
相手もさすがにランキングで200位から違う選手前後の動きに左右の動きも加え自分のペースへ戻しにかかって来た場面
息子見事にやられてる・・・・
なかなかコートを広く使っていて両選手の配球が面白い試合 その14につづく・・・
以下その映像
実戦成果その11 ドロップショット
相変わらずの低いストローク力、相手と打ち合うにはまだまだ練習が必要・・・
そんな中でもポイントを奪い取るための、試合の構成力をしっかり学ぼう
ストロークで押される状況下でカウンター気味のブロックショット(カットショット)が増える中でそれを今持つ技能でどこへ配球できるか・・・
この試合ではドロップショットでポイントにつなげるパターンを試している
当然、ドロップショットを活かすには深い球も打つ必要があるし、奇襲性も必要
どの場面でどのショットを仕掛けるか、不利な場面でのしのぎ方など自身で考え自分の戦略に取り込んでいく
緊迫した実際の試合で成功した戦略は練習では得られない本当の技能として集積される
以下、映像
実戦成果その10 少ないチャンスを見逃さない・・・
同学年ながらかなりの上位ランカーとの試合
今回も、まともなラリー練も出来ないほどの差が・・・ポイントを取れる要素がほとんど見当たらない対戦
策が無いとき先ずは、今出来ることを精一杯すればいいと落ち着くこと・・・
しかし、甘く入った一球は見逃さない集中力を絶やさない
試合進行にともない、少しチャレンジ!
一発勝負、奇襲、逆突き、などなどそれをひたすら仕掛ける
相手も人間、少しでもリズムを乱すところを見逃さないと言うことに集中する…
突破口を開くという試合運びを習得する・・・
以下、試合ダイジェスト映像
実戦成果その9 相手の本来の力を封じる・・・の巻
今回の試合は、学校が上の中学生
またまた、まともに打合いも出来ないお相手 ポイント出来る要素がない
必死に打ち返したところで相手にとってはへなちょこショット何の影響力も及ぼさない
そんな相手には本来の力を封じこめる手立てはないかと作戦を考える
相手が普段見慣れない、打ちなれない違和感のある球はミスってくれる確率は高い
上手くいけば調子を崩しズルズルとポイントを落としてくれる事も期待できる
映像中の8つのポイント偶然もかなり手伝っているが、これが意図的に出来るようになれば一つの戦略として加える事が出来ると思う
シーン①
浅いサーブ、お相手も普段相手にしたことのないベースラインまで届かないへなちょこサーブ 上級者も普段練習していない球には弱いことはここでも見てとれる
シーン②
普通で行けばつなぎ球か浮き球が出るシーンで死にもの狂いのカットチョット、超逆回転がかかり短く入った球に追い着くことができない
シーン③
軟式アンダーサーブ、逆回転がそれなりに掛かっていて止まるサーブ、軸足の位置がを外しておられるシーン・・・
シーン④
ひっかかれ!願いも込めての逆をついた場面 アウトになった
お相手の対応を観察するとしっかり落ち着いて反応しておられる
そう簡単に逆を突かせてはくれないが多少の効果は見込める
シーン⑤
大好きな超アングル たまたま好きな角度にサーブが舞い込んだ 結果的に一発勝負成功のシーン 集中してたまたまを逃さないように心掛ける
シーン⑥
綺麗なスライス(お相手のいつも経験されているスライス)から当たり損ねの回転多めのスライスでお相手のリズム感が狂ったシーン
シーン⑦
これが本来のまともに打ち合えないお相手との実力差が出ている映像
シーン⑧
ここもお相手にとっていつものラリーのリズム感に考えられないタイミングで起こす打ち損ねショット
野球解説でよくきく、『少しバットの芯をはずす動く球で仕留める』みたいなショット集 相手を気持ちよくプレーをさせないという観点から試合を振り返りまとめておいた
以下 その映像
実戦成果評価その8 相手の土俵で戦う
今回のお相手も学校が上の中学生
打つサーブ、打つショット、フットワーク基礎能力が違う
ここまでのいろいろ挑戦してきた試合では『自分を客観的にみて今できることをやり残さない様冷静に考えてプレーする』ということ
とにかく相手の土俵で戦って失敗を幾度か繰り返してきたわけだが、今回の試合では「妙なスイッチ」でなく「覚醒のスイッチ」が入ったのか、『力で押すショット』いわゆる相手の土俵でいくつかポイントを取っていたので映像にまとめておいた
試合序盤カウンターではいったショットで、ラリーのタイミングやスピード感を感じ取れたのか、今までにないパワー合戦を繰り広げた
自分を見失うな、舞い上がるなと、相手のペースで試合をしないように口うるさく言い聞かせてきたが、自分の技術、感性レベルがあがって来ていることを自分で察知したのか自ら覚醒の扉をひらいた試合だった
以下その試合場面映像
実戦成果評価その7 一発勝負(ひらきなおり)・・・
一球目攻撃?三球目でなく・・・
今回の試合、彼にとって最悪の相手
相手はプレー全般的にレベル以上の技能を持っていて安定的
打って行ってもきっちり返球され、走らせても確実に処理をされ、ラリーでの構成の中で勝てる要素を見つけることが出来ず採った行動
一発勝負(ひらきなおり)・・・
まあ何もしないでただただ負けて行くよりいい
ここから突破口が開けることも実際あるので策としてはこれも今後の持ち弾としてKEEP・・・
以下その場面映像